2012年12月24日月曜日

2012年を振り返る(前編) - 転職してどうだった? -

さて、年の瀬です。去年も1年間の活動を振り返ってみましたが、せっかくなので今年も振り返ろうとおもいます。

今年は、転職という大きなトピックがあったので、エントリを2つにわけます。
前編は転職について、後編は、1年間のコミュニティ活動と来年やりたいことについて。

と、いうわけでまずは前編です。

■ソフトウェアに対する姿勢の変化

今年の2月1日から、今の会社に入社し、ちょうど僕が入社した日から本格的な開発が開始されたソーシャルゲーム(乙女ゲー)の新規開発チームに配属されました。

5月末に無事リリースを迎え、その後別ラインで開発されていたもう一本の乙女ゲーチームと合流し、2本のゲームの運用、それと年末リリースの新規ゲームの開発を並行して行う、というのが今年の僕たちの主な仕事でした。

前職はいわゆるSIerで、受託開発の部門で仕事していました。受託の開発というのは、言ってしまえばリリースがゴールです。納品の検収をトリガーに、お客さんからお金を頂くことになります。

一方で、サービスの世界ではリリースがスタートとなります。リリースの時点で、そのサービスはまだ1円足りともお金を生み出しません。リリースし、そこから一定の月日を継続して運用することで、利益を積み上げていきます。

自分が開発・運用に携わるこうしたビジネスモデルの変化は、僕のソフトウェアに対する考え方を大きく変えてくれました。

「作って終わり」ではなく「使われることに意味がある」ということ。これはこの世のあらゆる製品に共通する本質ですが、作りきりの受託開発の世界で仕事をしていたときは、理屈としてはわかっていても、実感できたことがあまりありませんでした。

実際にお客さんから問い合わせがあり、納品後のシステムをメンテナンスすることは前職でもありましたが、それらは「忘れた頃にやってくる」突発的なものであり、継続的に行われるものではなかったからです。もちろん、SIでも運用に携わっておられる人からすれば、「お前、今更何を言ってるんだ」と言われてしまいそうですが、現実問題、運用にそれほど意識が向かなかったのだからこれは仕方がない。

運用の重要性を改めて今の会社に入って意識することで、自分の作ったシステムにより愛着が沸くようになりましたし、開発することがすごく楽しくなりました。
やはり、自分の作った製品が「使われている」という実感を得られるのは、作り手としてこのうえない喜びです。

■勉強会に対する姿勢の変化

勉強会に対する姿勢も変化しました。

それまで、勉強会はインプットする場でした。

参加して、なんとなく刺激を受けて、家でちょこちょこと手を動かして、それで満足。そんなちっぽけなインプットです。

時折、職場に導入したりもしましたし、周囲を巻き込もうと動いたこともありましたが、それでもそういったアウトプットよりも、インプットの方が圧倒的に多かったです。

今の会社に入り、幸運にもPlay FrameworkやScalaといった、注目を集めている技術に携わる機会を得ました。これをきっかけに、僕の勉強会への取り組みも、インプットからアウトプットに大きくシフトします。

勉強会でインプットして、職場にちょこっとアウトプットする、というスタイルから、職場でのインプットを勉強会でアウトプットし、またそこで得たフィードバックを職場に還元する、という循環になりました。

この循環は、今後も継続していきたいと考えています。

■ぶっちゃけ転職してどうよ?

この転職は正直なところ、不安でいっぱいでした。

もともといろんな勉強会で、弊社の同僚と以前から顔をあわせることも多く、「こんな人たちの中で自分は通用するのかな」と入社前はビクビクしていました。

入社直後はそれまで馴染みのないWebサービスの開発ということや、アジャイルなプロジェクト推進など、未経験のことばかりで、当初はチームメンバーに歯がゆい思いをさせてしまったこともあったかもしれません。

でも、結論から言うと、前向きに知識を吸収するマインドがあれば、まぁなんとかなります。

だって、僕らはエンジニアですから、新しい言語とか、新しいフレームワークとか、日々そういった事を身につけながらこれまでも仕事をしてきたじゃないですか。

入社して10ヶ月が経とうとしています。まだまだ自分に足りないスキルを思い知ることもありますが、これまでのSIでの経験を活かせる局面もわりとあったりして、まぁそれなりにチームの一員として楽しく仕事ができています。


と、いうわけで転職についての振り返りはこのくらいで。
年内にもうひとつ、コミュニティ活動についての振り返りと来年やりたいことのエントリを書いて、今年を締めくくろうと思います。

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